セブ島最大級の教会、シマラ教会はどんな願いでも叶う、奇跡が起きると信じられています。
僕はセブ島に来てから洗礼を受けてキリスト教徒になりました
シマラ教会には2014年から何度か行っています
今回はシマラ教会について詳しくご紹介します。
シマラ教会とは
シマラ教会はセブ島南部、セブシティから南へ約60キロのところにあります。
正式名称はMonastery of the Holy Eucharistで、地名からSimala Church(シマラ教会)またはSimala Shrine(神社)と呼ばれています。
外観は洋風のお城のような感じで、一部の日本人にとっては観光地としても人気があります。
有名な観光地というわけではありません
教会だからね
興味がある日本人も少なからずいるって感じ
願いが叶うパワースポット
キリスト教徒はお祈りのため、感謝を伝えるためにシマラ教会に行きます。どんな願いでも叶うと信じられていて、いくつもの奇跡が起きているそうです。
訪問者は手紙を書くことができ、ここに願いや感謝を書いて投函します。
日本で言う絵馬みたいな感じ
教会内には、実際に願いが叶った信者たちからの感謝の手紙などが展示されています。特に、もう使わなくなった松葉杖や車椅子がたくさんあるのが印象的でした。
足が治ったのでもう車椅子は必要ありません
他にも、受験に合格したときに使っていた文房具などがあります。
聖母マリアにお祈り
シマラ教会で祀られているのは聖母マリアです。フィリピンではMama Mary(ママメアリー)と呼びます。
この聖母マリアこそが、聖書では奇跡を起こす人です。最初の奇跡は処女のままキリストを産んだことでした。
ちょっとよくわかりませんが、それは確かに奇跡かも
また、聖母マリアは涙を流すことがあるそうで、写真付きのニュース記事も展示されています。
カラフルなロウソク
シマラ教会では、ロウソクに願いを込めて祈ります。日本の占いや風水で色ごとに意味があるように、ロウソクにもそれぞれ意味があります。Cebu Simala Shrine – Lindogon: The Miraculous Castle Church
黄色のお守りなら金運、ピンクなら恋愛運みたいな感じ
英語を訳していますが、結構ふわっとして曖昧です
ロウソクは13色あり、1本35ペソ。収益は教会の維持や改善に使われます。
- 金:癒し(健康、回復)
- 緑:成功(受験、学業、ビジネス)
- 青:忍耐(就職、昇進)
- 紫:達成(人生計画、努力、旅行)
- 赤:愛(友情、恋愛、家族)
- 黄:平和(勇気、強さ、希望)
- 白:純潔(啓発、指導、正しい道)
- オレンジ:和解(恋人、夫婦、敵、家族)
- ピンク:感謝、幸福、喜び(精神的、肉体的)
- 黒:魂(許し)
- 茶:天命、天職(結婚、神の僕、独身生活)
- グレー:解放(悪い物事、精神)
- クリーム:改心、信仰(子ども、家庭、カップル)
この時の僕は黄色を選びました
迷ったら2色以上選んでも大丈夫
教会グッズ、お土産
シマラ教会の中にはブレスレットやマグネット、キーホルダーなどのお土産(教会グッズ?)があります。
僕は十字架が入ったブレスレットが好きで、常につけています
また、教会の外にも土産屋が多くあり、聖母マリアの写真が入ったTシャツなどがあります。路上で聖水を売っている人も多いです。
写真がなくて残念ですが、結構かっこいいTシャツです
シマラ教会の場所、行き方
- 営業時間:6:00~18:00
- 入場料:無料
セブシティから車で約2時間南下し、少し山を登ったところにあります。
バス
1番安く行くなら、バスの運賃は85ペソです。
バスで行くのは安いけど大変
セブシティのサウスバスターミナルから出発。南へ行くバスに乗ります。シマラ教会への山道のふもとで降りて、ハバルハバル(バイクタクシー)に乗換える必要があります。
上級者じゃないと無理かも
タクシー、レンタカー
タクシーをチャーターするか、レンタカーを借りて行く方法もあります。セブ島のレンタカーは運転手付きなので、タクシーのチャーターとほぼ同じです。
料金は往復プラス待ち時間で約2,000~3,000ペソ。タクシーの場合、運転手との交渉が必要です。
多分僕が交渉すれば3,000ペソくらいかなと
距離、時間、ガソリン代、フィリピン人の給料など、諸々考える必要があります
また、激安を好む人がいますが、僕は最安値がいいとは思いません。
基本的にセブ島観光は、安くすまそうと思えば知識が必要です。逆にお金を出せばガイドをつけることもできます。
ツアー
日本の旅行会社のツアーもあります。往復の送迎とガイドがついて約5,000ペソ。ジンベイザメツアーと方向が同じなので、セットになったツアーもあります。
英語ができなくても、場所がわからなくても、全ておまかせ
日本の旅行会社のツアーには、基本的に日本語ができるフィリピン人ガイドが付きます。ぼったくりの心配もなく、ローカル情報も聞けるのでおすすめです。
シマラ教会に行く時の注意点
シマラ教会にはドレスコードがあります。女性は過度な露出はやめましょう。タンクトップ、短パンなどもNGです。靴に関しては指定されていないようですが、ビーチサンダルはあまりよくありません。
僕も普段は半ズボンとビーサンですが、教会に行く時だけは長ズボンと靴を履きます
スーツケースや大きなカバンは教会内に持ち込めないので、気をつけてください。
また、毎週日曜日と聖母マリアの誕生日である9月8日前後は激混みです。マリア様の像を見るために1時間以上の待ち時間になるので、混雑を避けたい場合はおすすめしません。
まとめ
シマラ教会は願いが叶う奇跡の教会としてフィリピン人に人気のスポットです。観光地ではないと言いましたが、旅行で行くのを否定するわけではありません。
キリスト教徒は寛大なので、無宗教の日本人観光客も歓迎されるはずです。
ジンベイザメツアーやアイランドホッピングと比べて優先度は下がりますが、興味があればぜひ行ってみてください。
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