フィリピンペソは日本円でいくら? ざっくり2倍で計算が簡単

フィリピンの通貨はフィリピンペソ(PHP)です。スペインの影響を色々なところで受けていて、ペソもスペイン由来ですね。

フィリピンペソをざっくり2倍すれば日本円になります。100ペソは200円ですね。

為替レートは常に変動しているのでいつでもこのとおりというわけではありませんが、大体の参考になります。

今回はフィリピンペソのレートを詳しく知るために、過去数年さかのぼって見ていきます。ここ2年くらいは割と安定しています。

目次

フィリピンペソの推移

円とペソの2011年からのグラフを用意しました。2012年まではかなり円高だったので、1万円あたり5,000~5,500ペソです。

縦軸は1円あたりのペソの値段です。ちなみに見方は色々あり、1ペソあたり2円と見ることもできます。ややこしいですが、1万円あたりで見るのがわかりやすいと思います。現地の両替所でも1万円単位で両替するので。

2013年以降、5,000を超えることがほぼなくなりました。つまり100ペソを200円とするとちょっとずれます。

2020年のグラフを見ると、あまり上下がなく、ほぼ4,500から4,800の間におさまっていることがわかります。

僕は2020年11月現在4,600ペソくらいで両替しています。

僕が初めてフィリピンに来た2014年は最悪の時期でした。4月は4,300ペソで、上下するのを待っていても下がる一方でした。2015年には最低で3,600ペソです。

10万円を4,700と3,600で両替した場合、2万円以上の差になります。時期が違うだけでめちゃくちゃ差ができます。

最近はあまり上下がないので、いつ両替してもあまり変わりません。ただ、1万円を4,600と4,700で両替すると差は100ペソです。たかが100ペソとも言えますが、ハンバーガーセット1食分なので僕にとってはそこそこ大きいです。

まあ3,600ペソだった時期も知っているので、どちらでも良いのですが。

フィリピンでの両替

フィリピンで両替するならショッピングモールの両替所がお得で便利です。ネットのレートから数%の手数料が引かれたレートになります。

ネットに1万円あたり4,600ペソと表示されれば、両替所で4,450~4,500ペソくらいです。

空港やホテルは少しレートが落ちますが、それほど損をするわけでもありません。同じ条件なら4,300ペソくらいです。

たまに、絶対に空港で両替するな、ショッピングモールでしろ。という人がいますが、時間や手間を考えれば空港でも良いと思います。大金を両替するなら別ですが、旅行で来て時間と交通費をかけてわざわざ両替に行く必要はありません。

フィリピンペソは計算しやすい

フィリピンペソは簡単に計算できるので、住んでいても値段を把握しやすいです。ただし、2.2倍くらいで計算しましょう。

ちなみにドルの場合も、1ドル50ペソと、めちゃくちゃ計算が簡単です。

余談ですが、僕がベトナムに行った時はベトナムドンが全く計算できませんでした。今1ドンは0.0044円です。1万円は223万ドン。ややこしすぎて意味がわかりません。1,000万の大金とか、初めて手にしました。

フィリピンペソの最高紙幣は1,000ペソです。なので、100万円を50万ペソにすると束が5つになってしまいます。フィリピンは現金社会で、車は日本と同じくらいの値段なので、車を買う時は札束を持ち歩くことになります。

ちなみにローカルなお店では高額紙幣は使いにくいです。タクシーでも1,000ペソを渡すとお釣りがないと言われることもあります。

20、50、100ぐらいの少額紙幣があると便利ですよ。

まとめ

フィリピンペソは日本円に計算しやすいです。

ただし、長く住んでいるとわざわざ日本円に換算せず、ペソを基準に計算します。僕は100ペソを100円と同じように使いがちなので、気をつけないといけませんね。

初めてペソを触った観光客は、おもちゃみたい、人生ゲームのお金みたいとよく言います。赤青黄と、カラフルでかわいいですよ。少額紙幣ならお土産として記念に持って帰るのも良いかもしれません。

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