フィリピンだけで使う英単語 アメリカともイギリスとも違います

「フィリピン英語」というと、フィリピン人の訛りや英語力、フィリピンで公用語であることなどが取り上げられます。

今回は、ちょっと視点を変えて、フィリピンだけで使う英語をまとめました。一応英単語なのですが、アメリカやイギリスでは伝わりません。そういう意味では和製英語に似ています。

目次

Comfort Room

Comfort Room(コンフォートルーム)はトイレのことです。CR(シーアール)と略して使います。直訳すると、快適な部屋です。

トイレを表す英語は国によっていくつかあります。Bathroomとか、Restroomとかですね。Toiletでも通じます。「トイレッ」と、最後にTを入れて発音するのがポイントです。

日本で見かけるWCはWater Closetの略ですが、和製英語です。

Traffic

Trafficの本来の意味は交通です。Traffic JamやHeavy Trafficで渋滞ですが、フィリピンではTraffic(トラフィック)だけで渋滞を表します。

タクシーに乗っている時などにイライラしながらよく使いますよ。マニラもセブも渋滞がひどいですからね。遅刻の言い訳でもよく使われます。

Load

Load(ロード)は携帯やWiFiのチャージのことです。動詞でチャージするにも、名詞のチャージにも使うので、携帯のロードがない、携帯をロードすると言います。

フィリピンの携帯は基本的にプリペイドで、ロードがなくなると使えません。僕は毎週99ペソロードして使っています。

日本のように、毎月支払うことはポストペイドと言います。最近はこのプランも増えてきて、ちょっとお金持ちな人が使っています。

Remote

Remote(リモート)は遠隔という意味です。日本では今年、リモートワークという言葉が流行りました。

日本人がよく使うのはリモコンですね。これはリモートコントローラーの略です。当然?かもしれませんが、リモコンでは伝わりません。フィリピンでは、リモートだけで、リモコンを表します。「リモコン取って」を「リモート取って」にするだけなので楽です。

フィリピンでつくられた英単語

フィリピンでできて、オックスフォード英語辞典に載っている英単語もあります。INQUIRER.NETによると、2015年に40単語追加されました。

バリックバヤン、バランガイ、ハロハロ、マブハイ、サリサリストアなど、フィリピン通なら聞いたことがある単語が並んでいます。

僕が最初に挙げたComfort Roomも、フィリピン生まれの英単語として追加されたみたいです。

番外編

パン

パンは英語でBread(ブレッド)ですが、フィリピンでもパンと言います。

日本語のパンはポルトガル語から来ていて、フランス語、スペイン語でもパンというみたいです。フィリピンの場合、おそらくスペイン語からですね。

ラジオ、カメラ、マクドナルド

これらは、日本ではカタカナ発音が使われる英単語で、本来はレイディオ、キャメラ、マクダーナルズみたいな発音です。

フィリピンではそんなに英語風に発音しなくても、ほぼカタカナのままで伝わります。また、マクドナルドはマクドと言います。

まとめ

フィリピンでは英語が母国語ではないので、フィリピンならではの英語が使われます。特にタガログ語と英語を混ぜたタグリッシュは有名ですね。

英語がペラペラな人でも、フィリピンでは伝わらない可能性があるので気をつけましょう。

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