フィリピンにもバーガーキングがあり、僕も結構行きます。日本ではバーガーキングに行った記憶がありません。ケンタッキーと同じで、マクドナルドと比べるとマイナーですよね。
と思って調べたところ、四国には1店舗も無いみたいです。ということは1度も行ったことがないはずです。
フィリピンのバーガーキングには、他のファストフードチェーンと同じく、日本とは違うメニューがあるのでご紹介します。
フィリピンのバーガーキング
概要
バーガーキングは1954年、アメリカで開業しました。2010年の時点で世界73ヶ国に12,000店舗あったそうです。
マクドナルドとバーガーキングが競い合っていることは有名ですが、バーガーキングの公式ホームページには、「世界で2番目に大きいファストフードハンバーガーチェーン」とありました。マクドナルドを1位と認めているんでしょうか。
ただ、フィリピンでは例のごとくジョリビーに完全に負けています。
本社直営のフランチャイズ方式ではなく、各国毎に地元企業と業務提携を行う方式で、欧米を中心に多くのチェーン店を展開している。
Wikipedia
とあります。日本では2017年までロッテリアが運営していました。
フィリピンでは、なんとあのジョリビーを運営しているジョリビー・フーズがバーガーキングも運営しています。つまり、バーガーキングは世界的にはマクドナルドに負けているようですが、ジョリビーの傘下にいるおかげでフィリピンではマクドナルドに勝っています。
ちなみに2015年末時点のフィリピン国内の店舗数はジョリビー916店舗に対して、マクドナルドは481店舗、バーガーキングは56店舗です。
フィリピンの店舗
https://stores.jfc.com.ph/burgerking.php
これを見ると、2020年時点でフィリピン国内に90店舗以上あります。やはりマニラ首都圏に多く、約80店舗がルソン島にあります。。
セブ島に6店舗、マクタン島に1店舗あり全てがセブシティ周辺です。アヤラモール、SMシーサイド、空港にも入っています。
セブ島では、2014年にアヤラモールに1号店、2015年にマボロに2号店ができました。
セブシティ以外のセブ島の田舎にはありません。
メニュー
バーガーキングにもやっぱりチキンとライスのセットがあります。フライドチキン1ピースとライスとドリンクで135ペソなので、ジョリビーと比べてかなり割高です。
僕が思うに、バーガーキングではライスを注文する人が少ない気がします。ケンタッキーと同じく、富裕層が多いエリアに店舗展開しています。
1日3食米を食べる人が多いフィリピン人ですが、バーガーキングのお客さんは欧米化して食事としてハンバーガーを食べる人多いです。わざわざバーガーキングでライスは頼まず、ハンバーガーを頼む人が多いと思います。
ハンバーガーは日本や他の国と同じでワッパー(WHOPPER)がメインです。トマトやレタスが入っているだけでフィリピンでは結構珍しいです。
日本のワッパーセットが790円、フィリピンでは約400円なので、フィリピンは激安などと言われがちですが、給料や物価を考えるとフィリピン人にとってはかなり割高です。
他のハンバーガーはチーズやマッシュルームがあるくらいで、日本の方が倍以上の種類があります。サイドメニュー、デザート、ドリンクも日本の方が種類が豊富です。
日本には無いX-TRA LONG CHICKENというのが結構良くて、僕もよく頼みます。また、ドリンクにサーシがあります。ファストフードにはめったに無いので、行くたびに頼んでいます。
デリバリー
フィリピンのデリバリーアプリのフードパンダ、グラブフード、ララフードで注文できます。セブ島には店舗数が少ないので、バーガーキングの前を通るといつもデリバリーのドライバーで混み合っています。
コロナ禍で、フィリピンでもデリバリーやテイクアウトの需要が伸びています。日本のバーガーキングも2020年は好調だったみたいですね。
ジョリビーではあまりデリバリーを見ません。やっぱりデリバリーをアプリで頼むような人はそこそこお金を持っているので、少し高い飲食店と相性が良いのでしょうか。ファストフードチェーンの客層が中流層以上というところがおもしろいです。
まあお金持ちでもジョリビーは好きなので、デリバリーを頼む人はいますが。
日本のバーガーキングの公式ホームページを見ると、UberEATSと出前館で頼めるみたいですよ。
まとめ
今回はフィリピンのバーガーキングをご紹介しました。どのチェーン店にも言えますが、味にハズレがないのが1番いいですよね。
マクドナルドと同じで、在住者にも観光客にもおすすめです。
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