海外在住のほとんどの人に送金の問題はあると思います。
日本円で給料を貰っている人、日本にある貯金で生活している人、色んなパターンがあるでしょう。中には日本に住んでいて海外に送金する人もいますね。
僕もセブ島に5年住んでいますが、今までに色々な方法で何度も送金しました。
1度くらいなら1番簡単な方法で送金すれば良いと思いますが、毎月送金するような人にとっては手数料がバカになりませんよね。大金を送る時も気になります。
僕が色々な方法を試して、最後にたどり着いたのがTransfer Wise(トランスファーワイズ)です。
今回の記事では、トランスファーワイズの使い方や手数料についてご紹介します。
海外送金の手数料
送金をする際、為替レートと送金手数料の2つに注目しないといけません。手数料は明示されているのでわかりやすいですが、為替レートがわかりにくいです。
基本的にはネットで確認できるその日のレートに数%の手数料を上乗せした金額になります。
銀行送金
まず1番簡単な方法は銀行からの送金です。日本の銀行で手続きすれば、海外の銀行口座に送れたり、海外の受け取り拠点で現地通貨を受け取れます。
フィリピンならウエスタンユニオンなどの送金会社がいくつかあり、受け取りも簡単です。
ただ、銀行からの送金はレートが最も悪く、その日のレートより10%ほど上乗せして設定されます。また、手数料も高く、僕が今確認した銀行は窓口を使うと7,000円でした。
送金会社
フィリピンには送金会社がたくさんあり、日本にも拠点があります。セブン銀行、SBIレミット、ウエスタンユニオン、マネーグラムなど、手数料は銀行からの送金より安いです。
僕もしばらくはSBIレミットの前身のGCASHレミットを使っていました。
ただし、登録が少し面倒で、本人情報の入力の他、マイナンバーが必要な場合もあります。また、本人限定受取郵便で登録のためのコードが家に届く会社もあります。
僕はマイナンバーがないので、もう新規では登録できません。
また、1度の受け取り可能額が4万ペソまでといった制限もあります。手数料は上限が1,350円でした。
クレジットカード
クレジットカードの海外キャッシング枠があれば、現地のATMで現地通貨が受け取れます。
ATM手数料や利息がかかりますがそれを差し引いても送金するより手数料が安い場合が多いです。僕は送金会社を使ったあと、キャッシングを使っていました。
為替レートは銀行ごとに設定されるので、使っている銀行に確認してください。
フィリピンのATMは引き出し限度額が2万ペソのところが多いので注意が必要です。また、クレジットカードの情報を盗みとるスキミングや、カードや現金がATMから出てこないなどのトラブルもあります。
現金両替
現金を両替するのが、手数料が最も安い方法です。ネットで表示されるその日のレートから、3%ほど手数料を上乗せした金額で両替できます。
ただ、場所によってレートが変わり、ショッピングモールはかなり良いですが、空港やホテルだとレートが下がります。
当然ながら現金を持っていない場合両替できません。
トランスファーワイズ
トランスファーワイズを使えば、その日のレートで送金できます。手数料は数%と最も安く、現金を両替するよりお得です。
入金はトランスファーワイズの銀行口座にします。オンラインバンキングを使えばフィリピンにいながら簡単に入金できます。
受け取りはフィリピンの銀行口座か、Paymaya、GCashが選べます。
また、受け取りまでに通常1~2営業日と書いていますが、早くて数分で入金されます。
登録もオンラインでできて簡単なので、公式サイトをご確認ください。https://transferwise.com/jp
今のレートで試してみたところ、10万円を楽天銀行から送金すると4,2200ペソ、トランスファーワイズなら4,5800ペソでした。
楽天銀行の為替レートは2.33、送金手数料は1,750円です。
トランスファーワイズは2.16、送金手数料は864円です。
まとめ
送金方法は色々あり、利便性や手数料を比較するのが面倒だと思います。
トランスファーワイズは僕が5年間色々試してきてたどり着いた方法なので、今のところ1番良いと思っています。
比較が面倒な人は、とりあえずトランスファーワイズを試してみてください。
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