今回は、大都会マニラについて詳しく解説します。
僕はマニラの空港で乗り継ぎしただけですが、飛行機から見ると高層ビルが立ち並び、部分的には東京と変わらないほどでした。
なんと言ってもフィリピンで唯一鉄道があります。それだけで大都会です。僕はもう何年も電車に乗っていません。
ただし、この写真からも分かる通り、貧しいエリアも多いです。よく、光が強くなるほど影が濃くなると言いますが、フィリピンは本当に貧富の差が激しい国です。
僕は、スラム街と高層ビルが一緒に写った、フィリピンの縮図みたいな写真が好きです
マニラ首都圏
まず、マニラと言ってもマニラ市とマニラ首都圏(メトロ・マニラ)を含む場合があります。セブ市とメトロ・セブの違いと同じです。
基本的には、マニラ首都圏をマニラと言います。マニラ首都圏には16の市と1つの町があります。
都市
- ケソン
- マニラ
- カローカン
- パシッグ
- ヴァレンズエラ
- タギッグ
- ラスピニャス
- パニャラーケ
- マカティ
- マリキナ
- モンテンルパ
- パサイ
- マラボン
- マンダルーヨン
- サンフアン
- ナヴォタス
町
- パテロス
僕は行ったことがないですが、ほとんどの聞いたことがある名前です。特にケソンやマカティは超有名で、高層ビル群があります。
マニラ首都圏の面積は東京23区よりやや大きく、人口は約1200万人で、こちらも東京23区より少し多いです。
ルソン島の大部分を占めるかと思っていましたが、全体で見るとかなり小さいですね。
マニラ
観光地として有名な城塞都市イントラムロス、歓楽街のエルミタ、マラテ、スラム街で有名なトンドはマニラにある地区です。
地名は固有名詞なので、多すぎると海外旅行とかで情報を調べる時とかにめちゃくちゃややこしいです。
あと、マニラ湾のこの景色が超有名です。
イッテQなど、日本のテレビ番組でよく見ますし、僕もいろんな番組で、ここでロケしているのを見たことがあります。
ケソン
ケソンは1948年~1976年まで、フィリピンの旧首都でした。比較的新しい市で、計画的に整備されているため、渋滞が少ないそうです。
フィリピンでは有名なフィリピン大学とアテネオ大学があります。
タギッグ
オフィス街、ショッピングモール、ホテル、コンドミニアム、インターナショナルスクールなどがあり、近未来都市とも呼ばれるボニファシオ・グローバル・シティ(BGC)があるのがタギッグです。
パニャラーケ
特筆することはあまりないのですが、オカダマニラの住所はパニャラーケです。オカダマニラは2017年にオープンした高級カジノホテルで、見た目から何から超豪華です。
マカティ
「フィリピンのウォール街」と呼ばれる新都市で、企業が多く集まり、高層ビル群が立ち並びます。
ショッピングモールや高級住宅地もあり、日系企業も多く、リトルトーキョーがあります。
パサイ
ニノイ・アキノ国際空港があります。日本からは、羽田、成田、千歳、中部、関空、福岡から直行便が就航しています。
アジア最大級のショッピングモール、SMモールオブアジア(通称MOAモア)があるのもパサイです。
モンテンルパ
あまり有名な都市ではないかもしれませんが、日本人にとっては馴染みがあるかもしれません。あの山下奉文大将が処刑された場所です。
また、渡辺はま子の『あゝモンテンルパの夜は更けて』で、その名前を知っているかもしれません。1952年の歌で、僕は全くわかりませんが、曲名だけは知っていました。戦争犯罪者として、モンテンルパの収容所に収監されていた元日本軍兵士たちのために歌ったそうです。
まとめ
フィリピンで旅行といえば、セブ島が有名ですが、マニラもおもしろそうです。特に、歴史を勉強してから行くと良いと思います。
ただ、治安が悪いとよく言われるので注意が必要です。セブに慣れた僕でも、マニラの空港からタクシーに乗ったりすると、ふっかけられるんじゃないかと不安です。
マニラに限らず、海外旅行の際は常に注意してください。
参考:Wikipedia
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