今回は、セブ島にあるLanders(ランダース)をご紹介します。ランダースは在住者向けのスーパーマーケットですが、観光客が行ってもお得で便利です。
ランダースとは?
ランダースは会員制大型スーパーです。日本人なら確実にコストコに例えると思います。フィリピン版コストコとしか言いようがありません。
セブには会員制スーパーが2軒あり、もうひとつはマンダウエシティにあるS&Rです。どちらも中身は見たような感じです。
公式サイトによると、マニラに4店舗、セブに1店舗あります。
セブには2017年5月にオープンしました。僕はその前から住んでいますが、オープン前には入会キャンペーンをしていたのを覚えています。
公式サイトを見てみると、アプリがあるのを見つけました。デリバリーもしてくれるみたいです。
店舗情報
- LANDERS CEBU
- 住所:23 Minore Park, Cardinal Rosales Ave. cor Pope John Paul II Ave (formerly J. Luna Ave.)
- 電話番号:(032) 265-5500
- 営業時間:9:00~21:00
- (2020年12月現在、Googleマップによると9:00~20:00)
- 定休日:なし
場所
日本人が多いMabolo(マボロ)というエリアにあり、アヤラモールから徒歩で5分ほどです。周囲にあまり目印はなく、すぐ近くはかなりローカルなところなので、ほとんどの客がタクシーか車で来店します。
荷物も重くなりますしね。
フィリピンの富裕層に人気のSUVが多いです。
入会方法
会員制なので、まずは入会しなくてはいけません。
方法は簡単で、店内のカウンターで申請するだけです。申込用紙に記入、免許証やパスポートなどのIDが必要です。
- 年会費:800ペソ
- 有効期限:1年
- 更新料:400ペソ
1枚のカードで5名まで入店できます。また、入会キャンペーンをよくやっていて、結構な頻度で600ペソ、400ペソで入会できます。
観光客にはワンデーパスがあります。1人1回だけ作れて、入会しなくても無料で入店できます。
店内の様子
僕はコストコに行ったことがないのですが、同じような感じですかね?
スーパーマーケットというより、品揃えはデパートのような感じで、家具や家電まで売っています。
食料品は外国のものが多いです。海外の肉やお菓子、日本のカップラーメンや冷凍食品もありますよ。
冷凍のラーメンやチャーハンが1食350ペソくらいだったのでめちゃくちゃ高いです。海外で日本の商品が高くなるのは当然で、だいたい2倍くらいします。カップラーメンは100ペソ以上しますが、冷凍食品はそれよりもっと高いです。
それでも、普通セブにはないものがたくさん売られています。ここでしか見ない商品も多いですよ。
日本人在住者にとってありがたいのは肉じゃないですかね。普通のスーパーには薄切り肉がないですし、パック詰めされていません。並んでいる肉を選んで、欲しい量を伝えて、袋に入れてもらいます。
ランダースにはSukiyaki Cut(すき焼きカット)として売られています。焼肉にちょうどいいですよ。
海でバーベキューをしたいという観光客がいた時もここで買いました。海外でバーベキューといえばブロック肉を焼くのが普通なので、日本の焼肉スタイルはなかなかありません。
野菜は他のスーパーと比べて綺麗です。ローカルなところだと、しなしなな野菜が多いです。
1番ありがたいのは値段がわかりやすいことだと思います。フィリピンでは商品に値札がついていないことが多く、いちいち確認する必要があるのですが、ランダースはわかりやすく値段があります。
また、レジの並び方に感動しました。日本では当たり前の、フォーク並びをしています。
1列に並んで、あいたレジに先頭が入る方式です。セブでは見たことがありません。
レジが1ヶ所しかなく、5人並んでいて、隣のレジがあいた時に5番目の人がそこに行くようなシステムなので。笑
日本なら、次にお待ちのお客様とか言ってくれますよね。
はじめはこの列を見て、ものすごく時間がかかりそうだと思いましたが、17個ぐらいレジがあり、めちゃくちゃスムーズに終わりました。
その他
入口付近にはフードコートがあり、ピザやハンバーガーがあります。
また、美容院もあります。コロナの影響で営業できない時もありましたが、今はオープンしていました。
会員カードとレシートを見せると、無料でカットしてくれます。
また、会員になると、ランダースの隣にあるガソリンスタンドで割引が受けられます。
最大10ペソ/リットルオフらしいですが、僕はバイクで、あまり恩恵がないと思うので使ったことがありません。車を持っている人には良いですよ。
注意点
ランダースはまとめ買いに便利な大型スーパーです。大量に買うほど割安というのが日本人の感覚ですが、フィリピンでは値段に注意してください。
フィリピンでは、大きければ割安というわけではありません。100グラム50ペソ、200グラム120ペソみたいなこともあるので、よく確認しましょう。暗算できないくらい複雑なこともあり、グラム単価を電卓で計算しないとわからないこともあります。
フィリピン人の庶民はその日暮らしの人も多く、まとめ買いしません。人によっては、シャンプーや歯磨き粉、タバコなども1回分ごとのバラ売りで買う程です。
ランダースは入るだけでお金が必要なので、店内にはそこそこの富裕層しかいません。また、外にはそれ狙いのストリートチルドレンや物乞いがいます。
不安な人は、車やタクシーで入口まで乗りつけましょう。
まとめ
ランダースは年会費が必要なので、近くに住んでいる日本人在住者にはおすすめです。何度も行けばお得ですよ。
観光客は、ワンデーパスで入れます。
店内は何回行ってもどこに何があるか把握しきれないくらい広いので、色々見て掘り出し物を探してください。
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