フィリピンにはどんな祝日があるかご存知ですか?日数は日本と同じくらいですが、共通するものは大晦日と元日しかありません。
祝日を知らずにフィリピンに来ると、旅行でも留学でも不便するかもしれません。
今回は、2021年の祝日と、フィリピンの祝日の注意点をご紹介します。ちなみにフィリピンにはレギュラーホリデーとスペシャルノンワーキングデーがありますが、日にちがわかりやすいようにまとめています。
2021年の祝日カレンダー
1月1日(金) | 元日(New Year’s Day) |
2月12日(金) | 中国旧正月(Chinese New Year’s Day) |
2月25日(木) | エドサ革命記念日(EDSA Revolution Anniversary) |
4月1日(木) | 聖木曜日(Maundy Thursday) |
4月2日(金) | 聖金曜日(Good Friday) |
4月3日(土) | 聖土曜日(Black Saturday) |
4月4日(日) | 復活祭(Easter Sunday) |
4月9日(土) | 勇者の日(Araw ng Kagitingan) |
5月1日(土) | メーデー(Labor Day ) |
5月13日(木 ) | イド・アル=フィトル(Eid al-Fitr) |
6月12日(土 ) | 独立記念日(Independence Day) |
7月20日(火 ) | イード・アル=アドハー(Eid al-Adha) |
8月21日(土 ) | ニノイ・アキノ・デー(Ninoy Aquino Day) |
8月30日(月) | 英雄の日(National Heroes’ Day ) |
11月1日(月) | 諸聖人の日(All Saints’ Day) |
11月2日(火) | 死者の日(All Souls’ Day) |
11月30日(火) | ボニファシオ記念日(Bonifacio Day) |
12月8日(水) | 無原罪の御宿りの祝日(Feast of the Immaculate Conception) |
12月24日(金 ) | クリスマスイブ(Christmas Eve) |
12月25日(土) | クリスマス(Christmas Day) |
12月30日(木 ) | リサール記念日(Rizal Day) |
12月31日(木) | 大晦日(Last Day of the Year) |
セブの祝日
フィリピンの祝日には、地域限定のものがあります。中には市政何周年とかもあり、隣の町だけ祝日みたいなこともあります。
2月24日(水) | セブ市憲章記念日(Cebu City Charter Day) |
4月27日(火) | マクタン勝利記念日(Kadaugan Sa Mactan) |
6月17日(木) | ラプラプ市憲章記念日(Lapu-Lapu City Charter Day) |
8月06日(金) | セブ州創立記念日(Cebu Provincial Foundation Day) |
8月30日(月) | マンダウエ市憲章記念日(Mandaue City Charter Day) |
9月09日(木) | オスメニャ記念日(Osmena Day) |
セブ島では、1月20日(水)がシヌログ祭りです。2021年はどの程度の規模になるかわかりませんが、例年は1週間前からお祭りの雰囲気が強くなり、当日はほとんどの機能がストップします。まともに動くこともできないので、観光などもほぼ中止です。
フィリピンの祝日の注意点
祝日が突然できる
1番驚くことはいきなり祝日ができることです。例えば木曜日が祝日なら、金曜日も休みにして4連休にしようみたいな感じで休日が追加されます。しかも、前日くらいに発表されることもあるので注意してください。と言っても注意しようがないんですが。
1週間の短期留学で、平日のうち3日が休みだったみたいなことがないようにしましょう。
毎年日付が変わる
1月第2月曜日が成人式のような感じで、フィリピンにも毎年日付が違う祝日があります。移動祝日と言うみたいですね。
特にややこしいのが復活祭(日本で言うところのイースター)です。
春分の日の後の最初の満月の次の日曜日
Wikipedia
ややこしくてよくわかりませんが、毎年3月22日から4月25日の間になるようです。
盛大なイベント
フィリピンでは、祝日は文字通り祝う日です。フィリピンの祝日で注意するべきなのは復活祭です。
最近は日本でもハロウィンのように流行り始めているみたいですが、製菓会社が儲けるためのイベントではありません。
イエス・キリストの復活を祝う日です。フィリピン人は9割以上がキリスト教徒なので、キリスト教にちなんだ祝日やイベントが多いです。
クリスマスや年末も、花火や爆竹で盛大にお祝いします。中には祝砲で銃を撃つ人もいます。毎年爆竹で指を失ったり、花火が原因の火事で家を失ったり、祝砲の流れ弾で命を失ったりする人がいます。
個人宅で打ち上げ花火をするほどです。危ないので家から出ないほうがいいですよ。1月1日の朝は爆竹のゴミが散乱しています。
休業になる
イースターの4日間は色んな場所が休業になり、外出するのも難しいです。観光で来ないようにしましょう。ショッピングモールも閉まるところがあります。
また、クリスマスから元日までの期間も休業するところが多いです。ショッピングモールは例年、時間短縮で早めに閉まります。
逆に三賀日とかはありません。1月1日から普通に動き始めます。
まとめ
フィリピンには日本とは全く違った祝日があります。特にキリスト教に関係するものが多く、敬虔なクリスチャンは盛大にお祝いしたり、教会に行ったりします。クリスマスもキリスト教のものですからね。
旅行や観光に来る前に、フィリピンの祝日を知って、現地で何もできないなんてことがないようにしましょう。
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