コロナ禍のセブ島情報 ロックダウンも含め、これまでの政策

世界的にコロナ禍の状況ですが、日本は比較的に緩い感じで対策されていますね。
セブ島に住んでいると外出するのも難しく、観光客も来ないので僕の仕事も無くなりました。
フィリピンでは日本で考えられないようなルールが色々できたので、ご紹介します。
ロックダウンから7ヶ月ですが、だんだんとルールが曖昧になっています。今も続いているもの、もう無くなったものが混同しているかもしれません。

目次

セブ島のコロナ対策

外出禁止

必要な仕事をしている人以外、24時間外出禁止になりました。一家に1枚外出許可証(パス)が配られて、1人だけ買い物に行くことができます。

門限もあり、夜はパスを持っていても外出できません。今は23時から5時まで外出禁止です。
この時点で無理があったのですが、パスが貰えない家がありました。また、2枚以上貰った家もあり、売買している人もいました。

日本のように自粛ではなく法的拘束力があるので、違反すれば逮捕されます。
逮捕された場合、公園に輸送され、ペナルティとして筋トレをさせられます。
8月からは筋トレがなくなり、罰金になりました。
海外おもしろニュースって感じですよね。

マスク、フェイスシールド

公共の場では常にマスク着用の義務があります。日本では夏に熱中症の心配をされていましたが、常夏のセブ島でマスクを外せないのはかなりキツイです。
今は雨季なので少しはマシですが、5月までは乾季でカラッとしているので、少し歩くとマスクがびしょびしょで大変でした。

フェイスシールドは公共交通機関で必要で、無いとタクシーに乗ることができません。
また、ほとんどのスーパーやショッピングモールでも必須になっています。入口で追い返される人もいますよ。

未成年、高齢者外出禁止

21歳以下と60歳以上は常に外出禁止です。
フィリピンでは普通60歳以上は1人で暮らしているはずがないということみたいですね。
ただ、70歳でも80歳でも一人暮らしの日本人は結構います。買い物もできず、どうしているんでしょうか?

また、道を1本入ればかなりローカルです。子どももいっぱい遊んでいますし、あまり意味の無いルールです。
見つかれば逮捕、罰金なので、運が悪い人だけ損するんですよね。

バイクの2人乗り禁止

これは僕にとって結構キツイです。フィリピンにはハバルハバルというバイクタクシーがあって、タクシーより安く、渋滞もないのでめちゃくちゃ便利でよく使っていました。
ソーシャルディスタンスが保てないとのことですが、2人乗りしても感染リスクは低い気がします。

今は一緒に住んでいる人同士の2人乗りならOKで、結婚証明書を携帯しないといけません。バイクの前に結婚式の写真をでかでかと貼り付ける人もいてニュースになっていました。

飲食店閉店

スーパーやコンビニは開いていましたが、レストランは閉まっていました。今は営業できるようになりましたが、お酒の提供は禁止で、21時頃閉店します。

また、カラオケ、バー、クラブなどは今でも営業できません。
フィリピンならではで、闘鶏やギャンブル禁止なんてのもあります。

その他

他にも、あげていくとキリがありませんが、学校は今でも休校ですし、海で泳ぐこともできません。
バーで飲んでいて逮捕された日本人もいます。

禁酒令は5月くらいまでありました。お酒を飲むと人が集まるから禁止みたいです。スーパーでもコンビニでもビールが買えなくなって苦労しました。

ロックダウンのその後

閉業した店が多数

半年以上営業できないならお店の維持ができないところもあります。ショッピングモールに入っているマクドナルドでさえ潰れてしまいました。

セブ市内の日本人観光客にとって有名なマッサージやレストラン、KTVも潰れています。

セブ島から帰れない日本人

ロックダウンは3月の下旬に急に決まりました。明日から飛行機が欠航になると言われても急には帰れません。

特に、語学留学に来ている学生が多い時期だったので、帰国難民がかなり出ました。

語学学校も営業停止になり、泊まるところすらない人もいたみたいです。
英語ができない状態で留学に来ていた人にとっては大変でしたね。

また、現地在住の日本人で、帰りたくても帰れない人もいました。
その後セブ日本人会の協力もあって、臨時便が出ることになり、今は帰国難民はいません。

元々帰るつもりがなくても、仕事がなくなり帰ってしまった人もいます。
在住者が減ったことで、日本食レストランには客が来なくなり、潰れてしまったレストランもあります。

観光はいつから?

3月にロックダウンになった時はゴールデンウィークには観光客が来るだろうと言われていました。

ゴールデンウィーク頃は夏休みには、夏休み頃は年内にはと言われていましたが、全くの未定です。
来年になっても観光客が来ないかもしれません。
そうなると僕も生きていけないので、日本に帰ることになりそうです。

ただ、フィリピンの観光地は今、ローカル客向けに再オープンしていますが、客が来ません。

元々外国人観光客に頼っていた部分は大きいので、経済が衰退すれば観光客を受け入れるようになるかもしれません。

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