フィリピンの旧正月（春節）は観光地の混雑に注意 【フィリピンの祝日】

旧正月は旧暦のお正月で、特に中国では新暦のお正月より盛大にお祝いする祝日ですが、フィリピンにも少なからずその文化があり、祝日になっています。

フィリピンの旧正月はショッピングモールと観光地に影響があり、観光客にとっては注意するべきポイントです。

旧正月とは

旧正月は旧暦のお正月で、春節とも言います。

中国大陸・香港・台灣・韓国・ベトナム・モンゴル・ブルネイ等では、最も重要な祝祭日の一つであり、グレゴリオ暦（新暦）の正月よりずっと盛大に祝われる。ほかに、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ミャンマーなど中華圏の影響の強い華人（中国系住民）の多い東南アジア諸国、世界各地の中華街などではChinese New Yearとして祝われる。

旧正月-Wikipedia

らしいですが、フィリピンでも小規模ながら旧正月を祝います。

中国人や華僑、華人は世界中どこにでもいるので、色々な国で旧正月の文化がありそうですね。日本にも神戸や横浜など、大きな中華街がありますし、アメリカやヨーロッパにもあります。

特に日本では数年前から爆買い中国人が知られているように、旧正月の中国人観光客が目立つようになりました。

フィリピンの旧正月

旧正月はフィリピンでも祝日になっています。フィリピンの祝日

直近では以下の通りで、この前後は一部の観光地ですごく混雑します。

• 2021年2月12日
• 2022年2月1日
• 2023年1月22日
• 2024年2月10日

ショッピングモール

ショッピングモールの1階には祭事エリアがあり、旧正月前後は全体的に赤く、中華風にアレンジされます。

よく見るのは中国の置物やアクセサリー、食べ物です。また、大きなショッピングモールには干支の運勢占いがあります。フィリピン人はここで自分の干支を知り、その年の運勢を熱心に読んでいます。

観光地

特に混雑するのが、ジンベイザメツアーで有名なオスロブです。日本人、中国人、韓国人に大人気で普段から1時間待ちくらいは当たり前ですが、旧正月の時期は3時間くらい待ちます。

また、中国人が多いスポットが混みます。中国人観光客は団体旅行が多く、行くところが決まっています。マクタン島のリゾートエリアと、なぜか東横インが人気です。

基本的に日本人と中国人が行くスポットは違うようで、旅行中に会うことも少ないですが、オスロブとボラカイ島は中国人が多いです。

まとめ

フィリピンでの旧正月はそれほど大きなイベントではありませんが、一応祝日に指定されていて、観光地は中国人観光客で混雑します。

セブ島旅行の前に、祝日にも注意しましょう。

特に気をつけるべきはクリスマス、年末年始、シヌログ祭り、旧正月、ホーリーウィークです。全て12月から4月で、フィリピンでは乾季で海日和のシーズンです。天候は最高ですが、混雑するのが嫌ならこの日程は避けましょう。