フィリピンの国旗の意味と歴史 知らないと国際問題になりかねません

フィリピンの国旗はなんとなく分かりますよね。赤と青があって、星があって、・・・。誰でも見たことはあると思います。

国旗には、各国意味が込められており、フィリピンの国旗にも色々な意味があります。今回はフィリピンの国旗について詳しく調べてみました。

ちなみにこのブログのサムネイルはフィリピン国旗のカラーコードを使っています。変なこだわりですが、鮮やかで良い色ですよね。

目次

フィリピン国旗の意味

まず、白、青、赤にそれぞれ意味があります。

  • 平等、友愛
  • 平和、真実、正義
  • 勇気、愛国心

他の国旗も色んな意味がありますよね。僕が知る限りでは、赤は独立の時に流された血、青は海、緑は自然とかが多いと思います。

そして、黄色い太陽は自由を、3つの星はルソン島、ミンダナオ島、ビサヤ諸島を表しています。また、太陽から伸びる8本の線は独立革命の際に最初に武器をとったルソン島の8州(パンパンガ州、ブラカン州、リサール州、カビテ州、バタンガス州、ラグナ州、タルラック州、ケソン州)を表しています。
参考:Wikipedia

フィリピン政府のサイトによると、マニラ、カビテ、バタンガス、ブラカン、ラグナ、パンパンガ、タルラック、ヌエバエシハ。ちなみに、英語ですが、このサイトでフィリピン国旗の歴史も分かります。

フィリピン国旗の歴史

フィリピンの国旗が制定されたのは、スペインから独立した1898年6月12日です。その後、デザインが何度も変わり、現行の国旗は1998年から使用されています。

フィリピンの国旗はキューバの国旗と似ていますが、これはフィリピン独立革命がキューバの独立に影響を受けたためです。

米西戦争と第二次世界大戦の際は、国旗の赤と青が入れ替わっています。赤を上にして、勇気、愛国心を強調することは、戦時中であることを表します。

以前Yahooニュースで見たのですが、LIMOというサイトに赤が上になっている国旗の画像があります。まちがいさがしということですが、他国の国旗で遊ぶのは良くないと思います。

自宅にフィリピン国旗を飾る時も気をつけてくださいね。間違っても赤を上にすると国際問題になりかねません。そういうニュースもあります。

2016年、Facebookはフィリピンの独立記念日を祝おうとフィリピン国旗の画像を投稿したものの、誤って旗の配色を上下逆にしてしまい、不手際があったとして謝罪しました。

また、2009年には国会で、スペイン植民地時代にも屈服しなかったムスリムに敬意を表し、光条を1本増やして9本とする議案が可決されました。しかし現在もまだ改定されていません。

豆知識

フィリピン国旗の縦横比は1:2です。日本の国旗は2:3なので、並べると絶対にズレます。ちなみに、1番多い縦横比は2:3が102旗、以下1:2が54旗、3:5が19旗です。

また、スイスやバチカンは1:1の正方形、デンマークは28:37で1番複雑、ネパールのみ四角形ではないなど、色んな国旗を見るのもおもしろいですよ。

世界一複雑と言われているトルクメニスタンの国旗は絨毯の柄を表しています。

僕はベリーズの方が複雑だと思います。フリー素材がなかなか見つからないので、気になる方は調べてみてください。世界で唯一人間が描かれています。Wikipedia

トリビアの泉で話題になった緑一色の国旗もありましたね。リビアの国旗ですが、2011年からはデザインが変更されています。

まとめ

世界には色々なデザインの国旗がありますが、僕はフィリピンの国旗が好きです。デザインも色も良いですよね。

フィリピン国旗は簡単に買えますし、独立記念日が近くなると路上でも売られています。飾る際は絶対に上下を間違えないようにしましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次