セブ島は人気の観光地なので、旅行したい人も多いと思います。海外旅行で気になることのひとつがチップの文化ですよね。アメリカでは料金の1割くらいのチップが必要と言われます。
今回はセブ島でチップは必要か、値段の相場はいくらか、おすすめの払い方をご紹介します。現地在住の僕でもチップを払う機会は結構ありますよ。
セブ島にチップ制度はない
まず結論ですが、セブ島にチップの文化はありません。ただ、ここ数年で観光業が発展し、欧米人の観光客も増えてきたためチップの文化ができたとも言えます。
観光に関わるツアーガイド、ドライバー、ホテルのスタッフなどへのチップはあった方が良いです。
必要ではありませんが、良いサービスを受けた時は気持ちよくチップを払いましょう。
チップの相場は?
サービスの何割とは言い難いですが、少額紙幣があると便利です。20、50、100ペソ札をよく使います。
ちなみに硬貨の最高は10ペソです。貰っても嬉しくないレベルなので、最低でも紙幣を渡しましょう。
時給がだいたい50ペソ程度であることを考えて、渡しすぎないようにしましょう。逆に1日5,000ペソとか稼ぐ人に20ペソ渡しても受け取ってもらえないかもしれません。その辺は結構難しい感覚です。
タクシーならチップはいりませんが、お釣りをそのまま渡すのがおすすめです。メーターが95なら100ペソ渡してお釣りはいりませんでOKです。500や1,000ペソ札を渡すと、お釣りがないと言われることもあるので注意してください。
数年前に、お釣りを用意しないといけないというバカみたいな法律ができたのですが、それを知らない観光客は騙されてしまいます。
夜のお店ならそこそこの金額必要です。500か1,000、もしくはそれ以上が相場ですね。
逆に時給50ペソの人に1,000ペソも渡すのは良くないです。簡単に稼げると思ってまじめに仕事できなくなるし、悪い稼ぎ方をするようになるかもしれません。
チップの払い方
というわけで、どれくらい払えば良いのか、基準はわかりにくいですが気持ち次第としか言えません。
僕もサービスが良かった時に気持ち良く払います。たまにチップをくれと言われることがあります。くれと言われた場合、絶対にあげません。むしろ、チップをくれとも言わずサービスしてくれる人にこそ払いたくなります。
中には絶対にチップを受け取らない人もいます。店のオーナーの指示なのか分かりませんが、受け取ってもらえないのも結構困ります。
駐車場で勝手に交通整理してお金を要求してくる人もいます。ただ、この場合は仕事をしているわけなので、僕は払うこともあります。コンビニのドアを開けるだけの仕事をしている人もいますよ。
場所によってはストリートチルドレンが勝手にタクシーを捕まえて、チップを要求してきます。子どもが仕事をしているので、僕はちゃんと払います。
逆にチップを渡して何かしてもらうのもおすすめです。お金を渡してうまく人を使いましょう。
こう言うとなんか言い方が悪いですが、使用者と労働者と同じです。
ちなみにホテルのベッドメイキングならベッドや部屋に少額紙幣を置いておく、レストランならお釣りをそのまま渡すなどがおすすめです。
お釣りの金額が大きすぎたり、小さすぎたり、カードで払うこともあると思います。お釣りをそのまま渡せない場合は、最大100ペソくらいが相場です。
相場は施設の高級感で変わると思って良いです。高級ホテルやレストランなら高いと思っておいてください。高級なレストランは、サービスチャージとして会計に10%上乗せされることもあります。この場合はチップは含まれているということなので、払う必要はありません。レシートを確認しましょう。
ツアーガイドには、最後にお礼として渡すと、お互い気持ち良いですよ。僕は貰う側にもなるので、この辺の気持ちはよく分かります。
まとめ
セブ島には元々チップの文化はありませんでしたが、観光なら渡した方がいいです。(渡さないとどうなるとかはありませんが。)
チップは気持ちなので、極論いくらでもいいですし、無くてもいいです。サービスする側もされる側も、気持ちよく思えることが大事ですね。
チップの文化がない日本人にとっては、いつ、いくら、どうやって払うかが難しいです。少しでも参考になればと思います。
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