今回はセブ島留学のデメリットだけに焦点を当ててご紹介します。
メリットについての記事も書き、トータルで見てセブ島に留学して良かったと思っていますが、良くないこともいくつかありました。
体験談を中心に書くので、セブ島に留学したいと思っている人の参考になればと思います。
セブ島留学のデメリット
食事が合わない
フィリピン料理は基本的においしくないです。
そのために、日本人経営の語学学校は日本人の口に合う食事を提供してくれますが、これもおいしくなかったです。
朝食なんか食パンだけの時もありました。夕食も基本的に合いませんでした。
水が原因か分かりませんが、常にお腹を壊していて、食べてもいなかったので、半年間で5キロ痩せました。
逆にフィリピンの脂っこい料理を食べすぎて太る人もいるので、好みの問題です。
治安が悪い
治安に関しては僕は気をつけていたのでなんの被害もありませんでしたが、周りの留学生は結構被害に遭っていました。
寮の周りはストリートチルドレンが多い地域だったので、週に1人はスマホを盗られていました。
これに関しては盗られる方がもっと気をつけるべきです。僕はポケットにチャックがあるので盗られません。
バカな日本人がいっぱいいるとバレているかもしれませんね。
フィリピン人は英語を話さない
英語はフィリピンの公用語に指定されてはいますが、基本的には現地語を話します。スーパーやレストランなどでは英語を｢話せる｣レベルです。
タクシードライバーやローカルな場所の人は全く話せない人もいます。授業中の勉強だけで十分ではありますが、どこでも英語が通じるわけではありません。
僕はビサヤ語も結構覚えました。英語を身につけてアメリカで働きたいみたいな人にはデメリットでしかありませんが、セブ島に移住して生活するためには良かったです。
学校の質が悪い
詳しくは分かりませんが、セブ島留学は儲かるビジネスみたいです。英語教育に興味が無くても始められますし、初期投資もそれほどかかりません。人件費も安いですからね。
中にはバイトの講師を雇っているところもあります。僕の先生で、僕より英語ができなさそうな人もいました。
学校の日本人スタッフは、タダ働きのインターンもいます。働くかわりに授業料が無料になるみたいなやつです。
寮の部屋が汚いとか、WiFiの電波が悪いとか、食事がおいしくないとか、学校によって色々とクチコミがあるので、留学前に調べてみてください。
留学生の質が悪い
激安の学校なら留学生の質もそれなりです。僕は大学生でお金がなかったので、安ければ何でも良かったのですが。安かろう悪かろうは常に意識してください。
夏休みには遊びで来る大学生が何十人もいました。毎晩寮で飲み会をして騒ぐので、めちゃくちゃ迷惑でした。
学校は申込者が多いほど利益になります。繁忙期にはホテルを借りて寮の部屋を増やし、バイトの講師を雇って対応していました。
環境が悪い
色々とひっくるめて、セブ島は日本と比べて環境が悪いです。
まず排気ガスや砂ぼこりで空気が汚れています。僕はずっと喉の調子が良くないです。また、部屋に虫が出たり、道が汚かったり、あげていくとキリがありません。
シャワーの水圧は弱いし、すぐ停電するし、水道水も汚いです。
それぞれがどれくらいまで許容できるかで感じ方は大きく変わってきます。僕は全然大丈夫ですが、無理な人にとっては初日で帰りたくなります。
メリットでは環境が良いと言っています。良いところと悪いところがあり、表裏一体です。
誘惑が多い
セブ島は海外旅行の人気渡航先で、めちゃくちゃ楽しいです。勉強より遊びを優先すれば、英語が身につかないのは当たり前です。
夜のお店にハマる人もいます。楽しいので。毎晩飲みに行ってしまえば勉強なんかできなくなります。
セブ島留学のデメリットと言うよりは、そういう人はどこに行っても勉強できないですね。
まとめ
今回ご紹介した学校に関するデメリットは、全ての語学学校に当てはまるわけではありません。名指しで批判するつもりもありません。あくまでも一部の学校で、ほとんどの学校はちゃんとしているはずです。
学校を選ぶ際にはクチコミが参考になると思います。後悔しないためにもぜひ確認してみてください。
大学生の娘さんの留学先を選ぶために、現地に視察に来ているお父さんもいました。何校か回って寮が汚い学校もあったそうです。
何ヶ月も留学するなら、寮の部屋や食事も重要なポイントです。あまりにも安い適当な学校は危ないかもしれません。
デメリットの感じ方は人それぞれです。人によってはそれほど大きな問題では無いかもしれません。僕もメリット、デメリットで比べて、メリットの方が大きかったので留学して良かったと思っています。
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