フィリピン料理と言えば、1番有名なのはレチョンだと思います。特にセブ島のレチョンは有名で、おいしいと評判なのでぜひ食べたいという観光客も多いですね。
今回の記事では、レチョンの概要と作り方、セブ島でレチョンが食べられるレストランをご紹介します。
もっと詳しく言うと、セブ島の中でもカルカルという町がレチョンで有名です。豚の皮を揚げたチチャロンもカルカル名物です。
レチョンとは
レチョンとは簡単に言うと豚の丸焼きです。
Wikipediaにある通り、内蔵を取り除いた豚に串を刺し、炭火の上で串を回しながら焼きます。
僕は丸焼き=レチョンという認識でした
豚(バボイ)の丸焼きをレチョンバボイ、鶏(マノック)の丸焼きをレチョンマノックと言うので
Google翻訳でもLechon=豚の丸焼きと出ます。今回は基本的に豚の方の話です。
腹にレモングラスなどの香草を詰めて焼くので、良い香りがしておいしいです。豚はパリパリの皮がおいしいともよく言われます。また、耳や鼻、しっぽまで食べられます。沖縄のミミガーとかチラガーみたいです。
イッテQでイモトアヤコさんがセブ島に来ていて、レチョンを大絶賛しているのを見ました
ただ、正直に言うとそれほどでもないです。フィリピン料理はこれがおいしいとか、おすすめとか色んな情報を見ますが、ぶっちゃけフィリピン料理はあまりおいしくないです。
もちろん中にはおいしいフィリピン料理もありますよ。個人の好みなので、口に合わないと言った方が良いですね。慣れ親しんだ日本食が1番です。
そのおいしいフィリピン料理の1つがレチョンマノックです。鶏の丸焼きなのでどうやってもおいしくなりそうですが。セブでは1羽丸々200ペソ前後で買えます。道端で鳥の丸焼きが回っているのをよく見かけますよ。
豚の丸焼きはイベントなどで用意するもので、特に誕生日や結婚式には欠かせません。
僕はフィリピン人の友達の誕生日によく呼ばれるので、今までに何度も食べました
フィリピンでは誕生日の人がごちそうする文化です。僕の誕生日には、自分でレチョンを用意して人を招待します。
都会では、料理に時間も手間もかかるので、たいていはお店で買います。サイズによりますが、4,000から6,000ペソくらいです。
フィリピンの家庭でレチョンが作られることはあまりなく、外注したものが食べられている。
Wikipedia
とありますが、それは都市圏での話ですね。田舎では自分たちで作ります。
レチョンの調理方法
田舎での料理シーンの写真を友達に送ってもらいました。
こんな感じで、原始人が出てくるアニメで見るような感じで焼き上げます。
また、スラム街に行った時にたまたま屠殺から見る機会があり、写真も撮れました。
※衝撃的という程ではありませんが、あまり綺麗ではない写真が含まれます。
豚は殺さなければ調理できません。もっと田舎の友達は豚を育てるところから始めています。
この3パターンです。
自分たちで豚を殺し、腹を切って内蔵を取り出し、毛を削いでお湯で洗って棒に刺します。腹に香草を詰めて縫合し、数時間じっくり焼けば完成です。
セブ島でレチョンが食べられるレストラン
紹介してきたとおり、レチョンはセブ島名物のフィリピン料理なので、食べてみたいという観光客が多いです。僕は今までに何度か丸焼きを用意したことがあるのですが、少人数だと難しいです。
そこで、数百グラム単位で注文できるレストランをご紹介します。だいたい250gで200ペソ~300ペソくらいです。
House of Lechon
House of Lechonは、セブ市内に何ヶ所かあるレチョン専門店です。アヤラモールの近くにあり、観光客もよく行くレストランです。ロビンソンガレリア内にも店舗があります。
メニューにはその他のフィリピン料理もたくさんあります。
Rico’s Lechon
Rico’s Lechonもメニューは同じような感じです。
今はマンダウエとマクタン島の空港の近くに店舗があります。
どちらも情報が薄いのですが、特筆することがありません。ただのフィリピン料理のレストランです。
その他
その他、名前もわからないような道端のお店でも買えますし、ショッピングモールのスーパーの近くにもあります。
どこも注文した重さ分だけ切ってくれるので、1人分だけテイクアウトとかもできますよ。
当然値段もレストランより安いです。
まとめ
レチョンは特別おいしいというわけではありませんが、セブ島の名物なので1度は試してみてください。
長く住んでいる人はどこかしらで食べる機会があると思います。
観光ならどこかで丸焼きを見る機会があれば良いですね。貴重な経験だと思います。
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